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笹幸恵
2019.3.28 13:39日々の出来事

60年の差。

昨日は航空自衛隊入間基地にある
「修武台記念館」に行ってきました。
この地はかつての陸軍航空士官学校。
東条英機が揮毫した「修武台」の石碑が
今も残っています。

記念館はじつに立派な造りで、
展示内容もものすごく充実していました。
軍用機の発達を一から見ることができます。
目玉は本物の「桜花」。
一式陸攻に懸吊する小型の航空特攻兵器です。
いずれ「軍トリ」で詳しく解説したいと思います。

このほかにも、加藤隼戦闘隊で有名な
加藤建夫(陸軍少将)の軍服があったり、
航空士官学校時代、天皇陛下が行幸された際の
休憩室の扉がそのまま残っていたり、
二式複座戦闘機「屠龍」の残骸が展示されていたり、
ミャンマーで見つかった一式陸攻の部品が
たっぷり残っていたり・・・。
個人的にはたくさんの種類の電鍵が垂涎モノでした。

最後に格納庫で航空機を見学。

右側の木造の建築物みたいに見えるのは
「アンリ・ファルマン」といって、
1910年に国内初飛行、軍用機の祖といってもいい
機体だそうです。
左側にあるのは、国産の戦闘機「F-1」。
1970年代に使用されました。
60年でこんなに変わるのか!!!
ただただ、技術の進歩に驚くばかり。

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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